あらすじ――国債大増発時代の金融資本市場の行方は? 各国で広まる国債不安。日本は海外発のソブリンショックの衝撃を受け止めきれるのか? 現在は、国内貯蓄の高さと円高期待で、結果として日本国債は選ばれる側にある。しかし、国債の累増と企業収益の低迷が影を落とす。ギリシャ国債暴落を目の当たりに、国債の安定調達力を「国力」として新たに位置付け、各国が生き残りを賭ける時代に入っている。国債大増発時代の金融資本市場の行方を占う、市場関係者の必読書。