ロマンスの巨匠たち~ミシェル・リードの軌跡 6~愛をくれない非情なボスに身も心も捧げてもむなしいだけ…。
ロバータは、マックとつき合い始めて1年ほどになる。彼は若いころ悲惨な結婚生活を経験したせいで、二度と結婚しないと心に決めている非情な男。彼女を“恋人”ではなく“愛人”と考えているのだ。ある日、パーティーに出席したロバータは、彼の目下の愛人だと噂され、ついに怒りを爆発させた。マックを愛しているのに、彼が求めているのは体だけ。痛手が少ないうちに早く別れるべきだ、とロバータは思う。でも、彼を忘れ去ることなどできるだろうか……?
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。