【内容紹介・目次・著者略歴】
民法論文集3 前著1巻の視点に立ち、ドイツ法との比較を通じて借家法の問題点を解明し、この分野の研究に総合的視点をあたえる。
【目次より】
はしがき
目次
第三章 借家法
第一節 居住権
一 居住権の法的構成
二 居住権の限界
三 書評、篠塚昭次・借地借家法の基本問題
第二節 ドイツ法
一 ドイツ賃借人保護法
附録一 住居所有権・住居地上権および継続的居住権
附録二 法文邦訳
補遺
二 公共住宅企業とその貸家
附録 法文邦訳、その他
三 ハンブルク公共団地株式会社についての調査報告
第三節 正当事由と立退料
一 正当事由に関する判例批評
二 借家法一条ノ二といわゆる公益的理由
三 立退料について
四 立退料の提供と借家の明渡
第四節 借家権の譲渡転貸
一 賃借権の無断譲渡と転貸(総合判例研究)
二 借家の転貸
三 譲渡・転貸についての判例批評
第五節 その他
一 賃貸建物の所有権移転と敷金の承継
二 民法六二一条および六二二条の注釈
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鈴木 禄弥
1923~ 2006年。法学者。東北大学名誉教授、東海大学客員名誉教授。東京大学法学部法律学科卒業。法学博士(東京大学)。専門は民法。法学博士(東京大学、1961年)。
著書に、『民法総則講義』、『物権法講義』、『債権法講義』、『親族法講義』、『相続法講義』などがある。