【内容紹介・目次・著者略歴】
13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第III部 第1問題~第6問題を収録。
受 肉 (第3部)1―6問。
【目次より】
凡例
序言
第一問 受肉の適合性について
第一項 神が受肉することは適当であったか ~ 第六項 受肉の業は世の終りまで延期されるべきであったか
第二問 受肉した言の合一の仕方について、合一そのものに関し
第一項 受肉した言の合一は―つの本性においてなされたか ~ 第十二項 合一の恵は人間キリストにとって本性的であったか
第三問 受容するペルソナの側からみられた合一について
第一項 被造の本性を受容することは神のペルソナに適合するか ~ 第八項 神の子が受肉するのは父ないし聖霊が受肉するよりも適当なことであったか
第四問 受容されるものの側からみられた合一について
第一項 人問本性は他のいかなる本性にもまして神の子によって受容されるべぎものであったか ~ 第六項 神の子が人問本性をアダムの末から受容したのは適当であったか
第五問 人間本性の諸部分の受容について
第一項 神の子は真の身体を受容したか ~ 第四項 神の子は人間精神ないし知性を受容したか
第六問 受容の秩序について
第一項 神の子は魂を介して肉を受容したか ~ 第六項 神の子は人間本性を恵を介して受容したか
『スンマ』第三部について
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トマス・アクィナス
1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。