【内容紹介・目次・著者略歴】
13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。第II部-2第101問題~第122問題を収録。
主題は、正義につながる諸徳(続)。
【目次より】
まえがき
第百一問題 孝養について
第百二問題 敬順について
第百三問題 敬従について
第百四問題 従順について
第百五問題 不従順について
第百六問題 感謝もしくは謝恩について
第百七問題 忘恩について
第百八問題 復讐について
第百九問題 真実について
第百十問題 真実と対立的な諸々の悪徳について
第百十一問題 偽装と偽善について
第百十二問題 自慢について
第百十三問題 卑下について
第百十四問題 友愛あるいは愛想よさについて
第百十五問題 追従について
第百十六問題 喧嘩について
第百十七問題 寛厚について
第百十八問題 貪欲について
第百十九問題 浪費について
第百二十問題 衡平について
第百二十一問題 孝養の賜物について
第百二十二問題 正義の掟について
訳者註
解説
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トマス・アクィナス
1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。