【内容紹介・目次・著者略歴】
13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。第II-2部 第80問題~第100問題を収録。
主題は、正義につながる諸徳。
【目次より】
まえがき
第八十問題 正義の可能的諸部分について
第八十一問題 敬神について
第八十二問題 信心について
第八十三問題 祈りについて
第八十四問題 礼拝について
第八十五問題 犠牲について
第八十六問題 奉献と初穂について
第八十七問題 十分の一税について
第八十八問題 誓願について
第八十九問題 宣誓について
第九十問題 祈誓について
第九十一問題 賛美について
第九十二問題 迷信について
第九十三問題 迷信の第一の種 真の神にたいする不適当な礼拝について
第九十四問題 偶像礼拝について
第九十五問題 占いにかかわる迷信について
第九十六問題 諸々の慣行にかかわる迷信について
第九十七問題 神を試みることについて
第九十八問題 偽誓について
第九十九問題 涜聖について
第百問題 聖物売買について
訳者註
解説 トマスのレリギオ概念
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トマス・アクィナス
1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。