【内容紹介・目次・著者略歴】
13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。
第II-2部 第34問題~第56問題を収録。
【目次より】
凡例
第三十四問題 憎しみについて
第三十五問題 慵懶について
第三十六問題 嫉妬について
第三十七問題 不和について
第三十八問題 争論について
第三十九問題 教会離脱について
第四十問題 戦争について
第四十一問題 闘争について
第四十二問題 内乱について
第四十三問題 蹟きとなるものについて
第四十四問題 愛に関わる諸規定について
第四十六問題 愚昧について
第四十七問題 思慮それ自体について
第四十八問題 思慮の部分について
第四十九問題 思慮の全体を構成する諸部分について
第五十問題 思慮の下位に属する諸部分について
第五十一問題 思慮の能力の部分について
第五十二問題 思量の賜物について
第五十三問題 無思慮について
第五十四問題 怠惰について
第五十五問題 思慮に対立してしかも思慮と類似を有するごとき諸々の悪徳について
第五十六間題 思慮に関わる諸規定について
訳者注
あとがき
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トマス・アクィナス
1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。