【内容紹介・目次・著者略歴】
13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第IIー1部第106問題~第114問題を収録。
主題は、法(新法)、恩寵。
【目次より】
まえがき
目次
第百六問題 新法と呼ばれる福音の法 それ自体におげる考察
第百七問題 新法と旧法の比較について
第百八間題 新法の内容について
第百九問題 恩寵の必要性について
第百十問題 神の恩寵について その本質に関して
第百十一問題 恩寵の区分について
第百十二問題 恩寵の原因について
第百十三問題 恩寵の結果について 第一に罪人の成義について
第百十四問題 功徳について
訳者注
解説 トマスの「恩寵」概念
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トマス・アクィナス
1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。