【内容紹介・目次・著者略歴】
13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集成した45巻の中世キリスト教神学の金字塔。
人間の目的と行為 (第2-1部)1―21問
【目次より】
まえがき
序言
第一問題 人間の究極目的について
第二問題 人間の幸福の所在について
第三問題 幸福とは何なのであるか
第四問題 幸福のために要求されるものについて
第五問題 幸幅への到達について
第六問題 意志的ならびに非意志的について
第七問題 人間的行為の周辺について
第八問題 意志、その関わるところのものの何たるかについて
第九問題 意志を動かすものについて
第十問題 意志の動かされる仕方について
第十一問題 享受という意志の活動について
第十二問題 志向について
第十三問題 目的へのてだてについての選択という意志の働きについて
第十四問題 選択に先だつ思量について
第十五問題 同意という、目的へのてだてに関連しての意志の働きについて
第十六問題 用という、目的へのてだてに関連しての意志の働きについて
第十七問題 意志によって命ぜられるもろもろの働きについて
第十八問題 人間的行為の善性と悪性全般について
第十九問題 意志の内的行為における善性と悪性について
第二十問題 人間の外的行為の善性と悪性について
第二十一問題 人間行為に、それの善性または悪性のゆえをもって随いきたる各般のことがらについて
訳者注
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トマス・アクィナス
1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。