【内容紹介・目次・著者略歴】
全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。
第75問題~第89問を収録。
【目次より】
第七十五問題 霊的実体と物体的実体から成る人間について──ここではまず魂の本質に関すること
第七十六問題 魂の身体に対する合一について
第七十七問題 魂の能カ一般に属する諸般のことがらについて
第七十八問題 魂の諸能力について──個別的に
第七十九問題 知性的諸能力について
第八十 問題 欲求の諸能力一般について
第八十一問題 感能について
第八十二問題 意志について
第八十三問題 自由意思について
第八十四問題 身体と結合された魂は如何なる仕方でその下位にある諸々の物体的なるものを知性認識するのであるか
第八十五問題 知性認識の仕方と序列について
第八十六問題 我々の知性は質料的な諸事物において如何なるものを認識しうるか
第八十七問題 知性的魂は如何にして自己を、そして自己のうちなる諸般のことがらを認識するのであるか
第八十八問題 人間の魂は如何にして自己の上位にあるところのものを認識するか
第八十九問題 分離された魂における認識について
訳者注
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
トマス・アクィナス
1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。