既刊(1-10巻)

法制史論集8:近世民事訴訟法史

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【内容紹介・目次・著者略歴】 前巻・取引法史と表裏の関係にある民事訴訟法史を幕府法について、とくに天保改革を境とするその変化に注目して研究したもの。 【目次より】 序 第一編 近世民事訴訟法の体系 第一章 公事人(訴訟当事者) 一 代人 二 介添人(差添人) 三 惣代 四 特別の身分 (1) 苗字帯刀御免 (2) 牧士、能役者および将棋所 五 訴訟人と相手方との関係 (1) 親族関係に基づくもの (2) 主従関係に基づくもの 第二章 訴訟手続 一 訴状提出 (1) 添書(添使、添簡) (2) 目安糺 二 本目安差糺出 三 訴状裏判 (1) 訴状裏判 (2) 差紙にて呼出 四 対決 (1) 対決手続 (2) 対決およびその実際 (3) 対決中の諸問題 五 内済 六 判決 七 身代限 八 分散 おわりに 第二編 評定所 はじめに 一 式日、立合および内寄合 (1) 式日、立合 (2) 式日立合に三奉行以外の役人出席 (3) 奉行宅にて吟味の事 (4) 内寄合 二 評定所留役 第三編 近世民事訴訟法の変遷 第一章 寛政相対済令と武家掛出入手続若干の史料 一 寛政相対済令について 二 天保改革以前の武家掛借金銀出入手続若干の史料 (1) 訴訟と公事 (2) 武家に対する判決と切金申渡 (3) 度懸公事 (4) 吟味下訴状と評定所差紙 第二章 享保改革以後天保改革までの民事訴訟法の変遷(切金制の剋服過程) 第三章 天保年間における借金銀取捌方改革 一 借金銀取捌方改革 二 金銀出入取捌改革の関連事項および史料 (1) 評定所公事取扱方申合書 (2) 貸金銀出入其外評定もの取調手続書 (3) 切金員数の改正 附録 第一 裁判の歴史 第二 明治初年の民事訴訟法 第三 大名の御代替朱印改について 棚倉藩の場合 第四 幕末の代官 第五 日本法制史雑観 波動的歴史観に立って 第六 高柳、牧両博士の教えに接して 第七 再び牧、高柳両博士の教えに接して あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 石井 良助 1907-1993年。東京帝国大学法学部法律学科卒業。東京大学教授を務めたのち、東京大学名誉教授。専門は日本法制史。 著書に、『中世武家不動産訴訟法の研究』『日本法制史概説』『日本不動産占有論』『天皇 天皇統治の史的解明』『日本史概説』『大化改新と鎌倉幕府の成立』『江戸の刑罰』『江戸の離婚 三行り半と縁切寺』『吉原 江戸の遊廓の実態』『江戸町方の制度』『略説日本国家史』『日本婚姻法史』『日本団体法史』『近世関東の被差別部落』『民法典の編纂』『日本相続法史』『近世取引法史』『天皇』『近世民事訴訟法史 正続』『日本刑事法史』など多数ある。
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あらすじ

【内容紹介・目次・著者略歴】 前巻・取引法史と表裏の関係にある民事訴訟法史を幕府法について、とくに天保改革を境とするその変化に注目して研究したもの。 【目次より】 序 第一編 近世民事訴訟法の体系 第一章 公事人(訴訟当事者) 一 代人 二 介添人(差添人) 三 惣代 四 特別の身分 (1) 苗字帯刀御免 (2) 牧士、能役者および将棋所 五 訴訟人と相手方との関係 (1) 親族関係に基づくもの (2) 主従関係に基づくもの 第二章 訴訟手続 一 訴状提出 (1) 添書(添使、添簡) (2) 目安糺 二 本目安差糺出 三 訴状裏判 (1) 訴状裏判 (2) 差紙にて呼出 四 対決 (1) 対決手続 (2) 対決およびその実際 (3) 対決中の諸問題 五 内済 六 判決 七 身代限 八 分散 おわりに 第二編 評定所 はじめに 一 式日、立合および内寄合 (1) 式日、立合 (2) 式日立合に三奉行以外の役人出席 (3) 奉行宅にて吟味の事 (4) 内寄合 二 評定所留役 第三編 近世民事訴訟法の変遷 第一章 寛政相対済令と武家掛出入手続若干の史料 一 寛政相対済令について 二 天保改革以前の武家掛借金銀出入手続若干の史料 (1) 訴訟と公事 (2) 武家に対する判決と切金申渡 (3) 度懸公事 (4) 吟味下訴状と評定所差紙 第二章 享保改革以後天保改革までの民事訴訟法の変遷(切金制の剋服過程) 第三章 天保年間における借金銀取捌方改革 一 借金銀取捌方改革 二 金銀出入取捌改革の関連事項および史料 (1) 評定所公事取扱方申合書 (2) 貸金銀出入其外評定もの取調手続書 (3) 切金員数の改正 附録 第一 裁判の歴史 第二 明治初年の民事訴訟法 第三 大名の御代替朱印改について 棚倉藩の場合 第四 幕末の代官 第五 日本法制史雑観 波動的歴史観に立って 第六 高柳、牧両博士の教えに接して 第七 再び牧、高柳両博士の教えに接して あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 石井 良助 1907-1993年。東京帝国大学法学部法律学科卒業。東京大学教授を務めたのち、東京大学名誉教授。専門は日本法制史。 著書に、『中世武家不動産訴訟法の研究』『日本法制史概説』『日本不動産占有論』『天皇 天皇統治の史的解明』『日本史概説』『大化改新と鎌倉幕府の成立』『江戸の刑罰』『江戸の離婚 三行り半と縁切寺』『吉原 江戸の遊廓の実態』『江戸町方の制度』『略説日本国家史』『日本婚姻法史』『日本団体法史』『近世関東の被差別部落』『民法典の編纂』『日本相続法史』『近世取引法史』『天皇』『近世民事訴訟法史 正続』『日本刑事法史』など多数ある。

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