東京書籍小学3年国語教科書に採用された『ゆうすげ村の小さな旅館』をはじめ、やさしくかわいらしい幼年童話で人気の茂市久美子の大好評シリーズの二作目。
野原のほとりの小さなお店「おひさまや」には、人を元気にする不思議なものがならんでいます。
ある日、「おひさまや」へ、走るのが大の苦手な小学2年生のさとしがやってきました。さとしは、店主のうさぎに、「かけっこで1番になるくつ」をすすめられますが、それではズルをするようで気がのりません。そこで、うさぎがすすめてくれたのは、「くつにシュッとひと吹きすると走るのが好きになるスプレー」。
さあ、さとしはつぎの運動会で、どんな結果を残すことになるのでしょう?