「香港国際映画祭」で審査員特別賞、「ベルリン国際映画祭」でも高い評価を得た「恋に至る病」のコミカライズ。作者は、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシップの本作で監督デビューを果たした新人女性監督・木村承子。物語は、さえない生物教師マドカに恋をした女子高生ツブラの性器を交換したいという妄想が現実となってしまったことから始まる異色のラブストーリー。思春期特有の熱くまっすぐな恋愛感情に共感できる世代、今でも「こじらせてる女子」、もう2度と手に入らない感情を懐かしむ大人女子。そんな女性たちに読んでほしい、ちょっぴりエッチでしみじみする恋愛物語。