あらすじひたすらに急成長を続けてきた日本の経済は、1970年代に入ると、大きな壁にぶち当った。日米繊維戦争に顕在化したアメリカとの構造摩擦や、追いうちをかけるような石油ショックの衝撃。日本を転換させた「動乱の1000日」の当事者たちを詳細に取材し、鮮烈に甦らせた渾身の大河ノンフィクション。「経済大国」日本は、激化する外圧の中で燃えつきるのか残るのか――。スリルに富んだ感動的な日本人の記録。 <上下巻>