あらすじ織田孫十郎信次を首尾よく都から連れ戻すことに成功して、藤吉郎は信長に認められた。しかも、至難と思われた清洲城の外塀修復を広言どおり3日で成しとげて、ますます覚えはめでたい。いよいよとんとん拍子の出世街道に船出することになる。その上、お禰との祝言もあげて、メデタシメデタシの二十五歳。だが戦国の妖雲はいよいよ激しく……。青年太閤の奔放・痛快・型破りな人生航路。がむしゃら太閤記、ここに完結!〈全五巻・完結編〉