世界がゾンビだらけになり「終末」を迎えていたことを知る主人公の女子高生(以下JK)。
セーフティゾーンとなった学校の校舎に立てこもる人々に協力し、JKは生存者の探索などに尽力する。その最中、JKは、頭の中に流れる「幻聴」が自分のレベルが上がっていることを知らせるアナウンスと知る。
幻聴=アナウンスが流れるたびにスキルをチェックし「魔法」が使えるようになったことにテンションが上がりまくりのJK。しかしホビット、エルフ、ドワーフの存在を幻聴からほのめかされ、JKはさすがに驚く。
幻聴の指示により、JKはクエストに出てミッションをこなすことになる。学校を出て、幻聴が指定した「所沢航空公園」まで徒歩で向かうJK。道中、「正義の格闘家」を名乗る謎の女子中学生(JC)から襲撃を受ける。JK対JC。だがJKはJCを軽くあしらい、心を落ち着かせる。JCの名は羽喰彩葉(はくい いろは)。彼女は謎の女からJKを襲うように騙されたとのことだった。
道中が一緒ということもあり、JKとJCはともに西へと向かう。いったい、彩葉にJK襲撃の指示を出した謎の女とは誰なのか。そしてJKの向かう所沢には何が待っているのか。少しずつ、この不思議な世界の真実が明らかになっていく--。