あらすじ遠く遠く北の果てから、強力な海流を引き裂いて、戦船がやってくる。この星の真実と、災厄を載せて。ヴェセル・バトー会戦終結の立役者となったスワローのシエルとヴェセル王女のステラは、会戦時に垣間見た自走する船と伝説の大陸国家ボレアスの情報を集めるべく奔走していた。ある日二人の元に依頼が舞い込む。依頼人はボレアス軍人と名乗るシエルの父・アカーシャだった。蒼い空が汚される時、少年は何を想い、何を掴み取る?