あらすじ恵みをもたらすとされているミラクル・ツリー<奇跡の樹>を植え、新たにラテラ国となったグローブの地の再生を願う人々。ところが、太陽はさえぎられたまま、好転のきざしさえない。帰国したシルクは、祖国の現実にがくぜんとする。一方、父が死ぬ間際に言い残した「青き国をたずねよ。」という言葉に、ミラクル・ツリー再生のヒントが隠されていると思うと、いてもたってもいられない。――「青き国」は、実在するのか?