あらすじ帝国憲法制定、議会の設置、そして政党結成への運動。近代国家流の政党政治を理想として、伊藤博文は旺盛に行動した。その間に、日清戦争や台湾・朝鮮への干渉が生じ、ここでも彼は表に立つ。それが結局、彼の悲劇的最期を招く要因ともなった! 日本の政治家の原型というべき伊藤博文を精密に描く傑作評伝。上下巻全2冊。