あらすじ鴻の友人でフリーライターの中沢高志が、大輔に相談を持ちかけてきた。彼氏が狼男だと主張する女子高生がいるというのだ。危険なことに竜憲をかかわらせたくない大輔は、数か月前の事件で知り合った蠱物師・嘉神伝世を、中沢に紹介する。ところが嘉神は、数日後、自分だけの手に負えるものではないと、竜憲を頼ってくる。嘉神はこの一件に、主の魂を喰い殺した、凶悪な蠱の存在を見出したというが……!?