あらすじ「あの子を助けられるのは、あなたしかいないんです」--性犯罪や、余命の告知。男女のつらい過去を、時を遡って変える力をもつ娼婦のなぎさ。二十五歳で、恋人の真知子との結婚も決まった宏が受けた、ガン告知。自暴自棄になる宏だが、真知子自身のために、真知子との関係を断ち切りたいと望む。そこに現れたなぎさは言う。「真知子さんを本気で救いたいなら、わたしを抱いて」。