あらすじ見習いとして働くため、ついに溝猫長屋を出た忠次たち。 だが、お多恵ちゃんの祠に手を合わせる日々が終わってからも、幽霊を「見る」「聞く」「嗅ぐ」能力は続いたまま。 本来なら下の子たちに引き継がれていくはずなのに――一体なぜ? さらに、自称「箱入り娘」のお紺にも縁談話が持ち込まれ!? 人の良さそうな質屋と強面で評判の悪い質屋。 お紺の縁談の行方は!? 人気シリーズ、堂々完結!