あらすじ溝猫長屋の奥にある祠にお参りしてから、幽霊を「見る」「聞く」「嗅ぐ」ことができるようになった忠次ら四人。 ある日、彼らは忍び込んだ空き家で父子の幽霊に会う。 そこには昔、借金を苦に夜逃げした一家三人が住んでいたというが、ならば母の幽霊は一体どこへ? そして不思議な少女に調子よくついていった仲間の留吉は、川に引きずり込まれてしまい――。 少年たちの滑稽さが小気味いい人情怪談シリーズ第3弾!