あらすじ平安時代、都の平和を脅かす九尾の狐がとりついていた美しい少女・藻女と、それを退治する立場の陰陽師・安倍泰成――。自分たちが魅かれあいつつも不倶戴天の仇敵どうしが転生した姿だと知って、動揺する高陽と勇帆。自分は過去に高陽を殺した――悩む勇帆。自分は昔、人間を害した――苦しむ高陽。2人に救いの手はさしのべられるのか!? 霊鬼綺談、堂々の完結!