あらすじ「……っつ……!」次々と襲いかかる霊の攻撃に、高陽の姿勢が崩れた。力で抑えこむのではない、霊の心を癒すのだ。――父の言葉が高陽の脳裏に閃く。だが、焦れば焦るほど、どうすればいいのかわからない。不安と怯懦とが、急速に心に広がりだす。一人の少女が、勇帆と高陽に持ちこんだ依頼。それは予想だにしなかった、恐ろしい背景を秘めていた! 迫真のサイキック・ホラー第3作!!