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ビジネスを行う場合は、社内でも社外でも人間関係が基本になる。
社内では、部下にとって上司との人間関係が、その後のビジネスパーソンとしての出世に大きく関わってくる。
社外では、取引先や顧客との人間関係が企業としての取引の結果に多大の影響を及ぼすことが多い。
特に営業の仕事を行う場合は、担当者の取引先や顧客との折衝が重大な要素になることもある。
営業の仕事に向いているかどうかは、いかに社外との人間関係を円滑に進める能力があるかどうか、
また社内との良好な人間関係を保てる資質があるかどうかにかかっている。
営業の仕事は、単に営業部門として会社の売上や利益などの業績を伸ばすだけでなく、
ビジネス全般の職務を遂行する基本的な要素を含んでおり、ビジネスパーソンとして大成するためには、
営業の仕事を経験することが不可欠であると考えられる。
企業の中で後方支援的な業務を行う場合でも、社内外で行われている個々の職務の内容に対する理解と想像力が働かないと、
優れた支援業務ができない可能性がある。
営業の第一線で過酷な業務を経験することは、ビジネスのあらゆる業務の基礎になるものを形成すると考えられる。… 以上まえがきより抜粋