あらすじ校内キャンプのきもだめしのときに、図書館の創作の部屋にいた“赤いカサの”女の子。それは、萌が転校してくる前に交通事故にあい、今も意識を失ったまま入院中の、浅原えりなさんだった。えりなさんはどうしてたびたび学校にあらわれるのか、そして図書室の本棚から落ちる一冊の本との関係は?萌と奈津が、えりなさんが入院している病院へお見舞いに行くと――。