あらすじガ島急襲が米軍の本格反攻を意味することをようやく悟った日本は、持ちうる戦力を投じて必死に挽回を図るが、陸海軍ともに甚大な被害を受けてしまう。第三巻は、ガ島に孤立した将兵の言語を絶する苦闘、ソロモン海域における日米海軍の激戦、物資の確保をめぐり内部対立が起きはじめた中央の実相を活写する。第2回(1980年)講談社ノンフィクション賞受賞作。