史上初の衆参同日選挙は大平正芳の急死で「弔い選挙」となり、自民党が圧勝した。中曽根康弘、河本敏夫、宮沢喜一が大平後継候補として名前があがるが、ダークホース・鈴木善幸が急浮上。田中六助は田中角栄ら各派実力者に鈴木支持を取り付け、鈴木政権が誕生した。だが、「和の政治」を掲げる鈴木善幸は、相次ぐ失策で次第に政権担当能力のなさを露呈する。行政改革に活路を求める鈴木。一方、田中は自派寄りの内閣改造を行い、福田は鈴木批判を強める。傑作戦後日本史第9弾!
解説:鈴木俊一(自民党総務会長)
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