さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
就労継続支援B型事業所(以下B型事業所)の乱立が目立ち、ついに総量規制まで導入された昨今。
それでも異業種からの転入が止まないのは、なぜでしょう。
毎月安定した補助金が出るので、家賃光熱費や職員の人件費など運営費の大きな部分を心配することなくビジネスに集中できる。
福祉法人化すると融資に都合が良いなど、一見してポジティブな面ばかりが目につきます。
しかし、中々軌道に乗らず赤字から脱却できずにひっそりと消えていく事業所が多いのもまた事実です。
B型事業所の基本は福祉サービスです。
一緒に事業所を作り上げていく利用者の特性を理解しない限り、いくらビジネスや経営に自身や実績があっても、福祉サービスへ理解が無い方の運営は難しいでしょう。
本書を手に取って頂いた方の多くは、異業種から福祉法人の立ち上げを考えている方、現在の事業所から独立を考えている方、B型の経営に行き詰まりを感じている方かと思います。
私自身はB型事業所の利用者、そして立ち上げメンバーとして、様々な形で複数の事業所と関わってきました。
トップと利用者、従業員間の温度差が大きく、需要と供給がマッチしていないと感じ、そこにトラブルの原因と改善のヒントがあると思い筆を執りました。
実際の現場の声を拾い上げた本書をガイドブックとして、今後の運営方針を固めるお手伝いになれば幸いです。
【著者紹介】
大鳥湊(オオトリミナト)
幼い頃から自分の家が欲しくて、間取りチラシを見てあれこれ妄想するのが転じて物件マニアに。
日々建築、DIY、不動産の情報収集に勤しむ。どんなに忙しくても物件情報のチェックは欠かさず、グーグルにおすすめされるがまま住宅や不動産投資のコラムを読み散らす。
最近は在宅作業中に録画した建物探訪を見ています。いつかお金を貯めて大家デビューを夢見る、三十代子育て世代webデザイナー。