さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
ああ、つらい。今回も仕事取れなくて。おれ、営業に向いてないです。
喫茶店でコーヒーを飲んでいると、隣のテーブルから若い男性の声が聞こえました。
悪いことばかりじゃないよ。そのうち、いいこともあるよ。がんばれよ。
それを慰めるように上司らしき人が、やさしく声を掛けていました。
「いいこと」「わるいこと」って?わたしは、この言葉に何かひっかかるものを感じました。
人生では様々な出来事が起こります。幸運なことも不幸なことも。
しかし出来事自身が、善意を持って起きたわけでも、悪意を持って起きたわけでもありません。
人が勝手に、ポジティブに思ったり、ネガティブに思ったりするだけです。
言い換えると、どういった気持ちで出来事に臨むかで、それは「いいこと」にも「わるいこと」にもなります。
たとえ不幸な出来事でも、自身の糧にして未来で飛躍できれば、「いいこと」に変わります。
行動や思考を変えること。
それだけで仕事がうまくいかないときも、人間関係で悩むときでも、ポジティブな気持ちを持ち続け、仕事へのパフォーマンスを上げることができます。
本書では、その方法(メソッド)を紹介します。
【著者紹介】
本郷猛(ホンゴウタケシ)
九州の地方都市に生まれる。関西の某大学法学簿を卒業。進学塾の講師を経て、メーカーやIT企業に勤務。
前職では、地方に新たな拠点を作る際、顧客ゼロから営業を始め、トライ&エラーを繰り返しながらも、数年後には全社売上の30%を計上する支店の礎をつくった。
その過程で、全国47都道府県、アメリカ、ドイツ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、韓国での滞在経験ももつ。
特撮、日本史、ウイスキーに深い造詣を持つ。総合格闘技の黒帯二段。
2022年に会社を退職し、現在はビジネスライターとして執筆活動を行う。