さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
獣医師とは、なんだろうか?
獣医の仕事は動物関係の仕事で真っ先に思いつきます。
獣医系の大学に6年間行って、国家試験に合格すれば、晴れて獣医師への道が開くことは知られています。
全国に獣医学科のある大学は、私立で六大学、国公立で十一大学の合計十七大学あります。
非常に高い競争率の中で、大学入試に挑み、晴れて獣医学科に合格すると、多くの専門必修教科が待ち受けます。
そして六年はあっという間で卒業となります。
その年に、獣医師国家試験合格、農林水産省に登録したら、獣医師免許取得になります。
獣医師になったからには、動物と人との福祉に携わる仕事を行う上で、最上位格の扱いになります。
小動物診療では、犬や猫、果てはウサギや小鳥等の病気の治療に臨む先生になります。
公務員なら、牧場や養鶏場、養豚場、と畜場等に行って、大動物診療や感染症予防の指導に対応する先生になります。
そして、動物の研究でもってさらなる知見探しも仕事ですし、動物看護師や犬のトリマーを目指す方々に、動物について教育するのも仕事だったりします。
こんな特殊な?職業が獣医師です。
とは言っても、獣医師も人間なんです。
日々勉強はします。
獣医師法や獣医療法でもって、そのルールに則って仕事もします。
ここでは著者の視点や経験談をできるかぎりの内容で述べていきたいと思います。
【目次】
一部 動物関係の仕事ってなに?
二部 獣医師法と獣医療法について
三部 小動物臨床の仕事について
四部 大動物診療の仕事について
五部 動物の研究ならびに教育の仕事について
六部 獣医学科について、何を学び、何を得て、そしてどうなった
【著者紹介】
ももこう(モモコウ)
1997年4月に獣医師免許取得。
現在、動物関係の学校にて、動物関係の仕事に就きたい学生さんに「動物とは何か」、「獣医とはなにか」、「動物の体の構造と機能」について、教鞭をとっている。