さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
現在、私は言語聴覚士として歯科矯正クリニックで働いています。
患者様は、赤ちゃんから高齢者の方を中心にみています。
そのなかで、特に高齢者の方で食べ物が食べにくいと言う方や飲み物でムセてしまうと訴える方が多いです。
最近では、コロナの影響でマスク生活をしているせいで、口をあまり動かすことが少なくなったのか、若い人も食べにくい飲み込みにくいと訴える方がみられます。
食べ物が飲み込みにくいと、窒息や誤嚥(ごえん)性肺炎のリスクが高くなり食べるどころか死に至るリスクにもなります。
そして、口から食べる楽しみもなくなってしまう可能性もあります。
また、食べることができなくなると同時に話すこともできなくなりコミュニケーションがとれなくなることもあります。
口から食べる幸せは、生きる楽しみでもあります。
正しい食べ方を学ぶことや食べにくさを予防するために、口腔器官を動かす運動をすることで、食べ物をおいしく、安全に食べることができます。
この本では、楽しく食べ続けるために、正しい食べ方を理解して食べるために必要な筋力が低下しないようにトレーニングすることをお勧めしています。
また、長生きできるように誤嚥性肺炎対策についても紹介します。
【目次】
第1部 どうやって食べたり飲んだりするのか
第2部 食べ続けるためにすること
第3部 食べる幸せとは
【著者紹介】
桝谷泰弘(マスタニヤスヒロ)
私は、言語聴覚士として働き10年以上になります。
現在、歯科矯正クリニックで働いています。
クリニックでは、赤ちゃんから高齢者まで沢山の方が来られます。
その中でも相談が多いのは、食べ物が噛みにくい、飲み込みにくいと言う訴えがあります。
また、コロナ生活でマスクをつけることが多くなり、コミニケーションが減り、口を動かさなくなり食べ物が食べにくいと訴える若者も増えていることは、事実です。
食べやすくなることで、食事を楽しむことができます。
自分で実践できる食べやすくなるトレーニング方法を、この本でご紹介します。