さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
ねえ、聞こえていますか?
ツートントンツー…懐かしのスパイ映画でお馴染みのモールス信号ですが、子どもの頃は解読できる人になりたいと願ったものです。
何せ一般人には何を言っているか全く分からない神秘の言語!
それを分かる=カッコイイ!
皆様も似た思い出があるのではないでしょうか?
時は移って現在、何故か日常言語たる日本語が、見事に神秘言語に化ける現象が続発中です。
ちゃんと言うべきことを言ったのに、何故に伝わらない!?
プレゼンテーションで凄いことを言ったつもりなのに、その割りに周囲の反応も薄いし、評価もイマイチな気がする…
相手に言われたことがまるで理解できないけど、ちゃんと説明したと相手には主張されてしまうし、周囲も何故か相手の味方…
年齢の違う部下とは会話すら成立しない!
話し手も聞き手も、こんな悲鳴を連発しているのです。
わたしはこの不可解な現象を「日本語が不自由」と「耳がちくわ」と名付けました。
日本語が不自由では折角の商談もプレゼンテーションも論文発表も思うような反応は得られず、望む結果は得られません。それどころか、家族や友だちとの会話も思うようには弾みません!
そして耳がちくわでは、相手がきちんと話した話もちゃんと理解できません!
活字離れのせいか?先天的なコミュ障か?と教育関連のお偉方が騒ぎ出しそうですが、そもそもこの危機は認識の問題で、厳密には障害でもなんでもありません。
つまり完全に後天性のもので、育成過程でうっかり形成されてしまった欠点にすぎず、ちゃんとしたコミュニケーション術、更に言えば伝えやすい・理解しやすい情報統括術を学べばあっと言う間に解決します。
そこを押さえてもらえば、今よりもっと話し上手、聞き上手になれるはず!
そこで満足せず、さらなる高みの情報統括術を身につけたい方に、本書で覚えて欲しいのは、
1、話すことの情報は全て把握する
2、まずは情報をコンパクトかつ明瞭に演繹する
3、演繹した情報はブラッシュアップして演出する
このたった3つです。
これだけで、あなたは見違えるほどの話し上手になれますよ!
プレゼンの達人、天才セールスマンも夢じゃありません!