さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
少子高齢化が叫ばれる昨今、子供を持たないという選択をした夫婦、あるいは、子供が手を離れた夫婦に、
犬猫を我が子に迎え入れるという考えが定着し、今や、犬猫の数が、子供の数を上回っているとさえ言われています。
近年の動物愛護法の一部改正、それにより、人間社会での犬猫の置かれている立場が、改正前よりも大切な存在という立場へと変わりつつあります。
また、健康で長生きしてほしいと願う飼い主たちの声が届き、ペットフードの良質化、動物医療の進歩、バラエティー化がなされ、
彼らの平均寿命が大幅に上がり、10歳を超える犬猫が元気に暮らしている光景が、当たり前の世の中へとなってきています。
しかし、一方で、老犬や老猫の介護における金銭的負担などで辟易した飼い主が、老犬や老猫を「殺処分してくれ」と保健所に持ち込むケースも目立ってきています。
その後、彼らは保護犬、保護猫となり、殺処分という運命を強いられる立場に追いやられてしまうのです。
本書を手に取られたあなたは、保護犬、保護猫を飼おうと決断されました。
素晴らしいことです。
あなたが無理なく終生飼養できるよう、本書がその一助になればと思っています。