さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
本書は、ある地方の市役所で遺跡の発掘調査を担当する学芸員として採用された筆者の退職までの25年間にあった事を思い出すままに書き連ねた、いわば回想録のようなものの第2弾です。
(前作と同様に筆者が誰か特定されないように個人名や機関名は伏せています。まあ、もしかしたら文章の端々に特定可能な出来事や場所に触れているので、地元の人が読めば誰だか分かるかもしれません。)
第一弾が遺跡の発掘調査員になるにはどうすれば良いのかや、日常はどんな仕事があるのか、
そして調査員になって得したことや損したことはあるのかなどといったことや、発掘調査の仕事をやりたい人向けのアドバイス、他にも発掘現場で起きた珍事件など、発掘調査そのものが中心でした。
第二弾の今回は、筆者が市役所の文化財担当課に所属していたことから、発掘調査以外に担当していた仕事についてオープンにできる範囲内ですが、
普段どんなことをやっていたのかについて、率直にかつありのままにお話ししようかと思います。
中には刺激的な表現のものもありますので、読まれる際には十分に注意してください。
あと、今回は多分に自分の趣味である刀剣に関してはやや詳しく書いてあるので「これは刀剣本じゃないか」とおっしゃる方もいるかと思います。
先に言っておきます「ごめんなさい」「今回だけはご勘弁を」「お代官様」
【著者紹介】
かんこう(カンコウ)
197〇年9月関西地方の生まれ。
大学卒業後199〇年4月に某市役所に入庁、発掘担当の学芸員として2020年代まで勤務。
その後難病(パーキンソン病)を発症したのが原因で鬱病を併発し志半ばにして依願退職を余儀なくされる。
現在では考古学から完全に足を洗い、趣味としてきた軍事関係の執筆業と古書業を生業としている。
(在宅業務のためほぼ引きこもりに等しい状態。)
趣味は刀剣と戦前・戦時中の軍事古書・懐中時計の研究、そしてたまに人里離れた秘湯などの温泉に行くこと。
現在、所蔵する軍事史料の保存と利活用のために、所蔵史料のうち、特定の地域にゆかりがあったり、
あるいはその地域にとって歴史的に貴重なものを当該地方公共団体あるいは博物館・大学等に寄贈・譲渡すべく活動中。
(終活の一端として収集史料の行き場確保)