さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
私は前職で、そもそもは経営とは全く無縁の現場で、とある介護福祉専門職に従事していました。
そこで私は気がつくと、小さな法人にありがちな古く独断的な考え方が根強い「長老」経営者や理事者層と、入社して2~3年という現場職員層との板挟みの様な
「絶滅希少ミドル層」職員となっていて、法人総会や理事会などの事務局的な立場の担当者として、本来の現場の業務をこなしながら、
慣れない会議の傍聴をはじめ、上司の無茶ぶりともいえる議事録作成に汗をかいて過ごすことになってしまいました。
そんな私がやがて現場のトップに昇格し、総務理事として職員に議事録の作成をお願いした時に、
今までの悪しき慣習をやめ誰にでもわかりやすい議事録作りができるためのマニュアルを作った記憶があります。
本書は、そのマニュアルに基づいて、新人職員や忙しく他の業務と兼務しながら悪戦苦闘している入社5年程度の中間層職員が、
安心して議事録作成に取り組めるようノウハウやテクニックなどについて、分かりやすい対話形式で解説するものです。
【目次】
阿弥陀如来の本願
極意その1~議事録は生ものである
極意その2~議事録は「判例法」であって「発言録」ではない
極意その3~時間軸に拘るな!形式とフォーマットの工夫
極意最終章~人と人をつなぐもの
【著者紹介】
睦月十三(ムツキジュウゾウ)
障がい者支援事業に35年携わり、相談支援や地域生活移行支援事業、法人総務で議事録作成などに関わる。
60歳の定年退職を機にフリーライターとしてインフルエンサーの記事執筆などを手掛けている。
2022年処女作「アノコロノボクヘ」を上梓。趣味は仏像鑑賞、写真撮影、絵画、手工芸など。サザナミインコを飼っている。