さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
家族、親、兄弟、姉妹、子ども、友人、知人、親友、先輩、後輩、上司、部下。
関係性を表す言葉はもっと出てくるだろう。
皆さんは上記に挙げた人間関係で失敗した経験はあるだろうか?
もちろん、私はある。
喧嘩をしてしまった、縁が切れてしまったなどの失敗はあるだろう。しかし、私の場合は喧嘩を避け、縁を保ち続けようと努力したことで失敗したのである。
昔から身近な親類の仲違いや修羅場──祖父母、夫婦、両親と姉の親子喧嘩、そして離婚を間近で見てきた私は争いごとを避けるように生活してきた。
しかし、中学生の頃に友人と大喧嘩した。無視や悪口は当たり前。喧嘩と関係ない第三者にもいろいろ言われた私は、このときにどっちつかずのコウモリになることを覚えた。
高校時代は争いを避け、渦中に巻き込まれないよう立ち回り、“嫌い”や“苦手”という感情を押し殺した。
社会人となっても平和を望みすぎた私は、ストレスで軽うつになり、自律神経失調症になった。
ストレスにより体調を崩した私が人間関係に悩む皆さんに送る、失敗から学ぶ処世術。
この本を反面教師として、皆さんには対人関係について学んでいただければと思う。
【目次】
本書の使い方
目的
構成
第一部 ストレスの結果
私の現状
うつ病について
自律神経失調症について
現在の経過
第二部 家庭環境は人格形成の柱である
コウモリとは
幼少期
思春期
姉の存在
進学と就職
第三部 学生生活
集団生活初期
友人との喧嘩
コウモリ生活
人間の怖い部分
カーストの上と下
恋愛について
第四部
就職してから
上司と先輩の覚えを良くする
職場に慣れたら
寮生活と同期たち
第五部 退職と中途採用
夢を追って
繋ぎのアルバイト
再就職先
第六部 出戻り
私を知らない後輩 その1
私を知らない後輩 その2
雇用形態と心境
コウモリの限界
関係修復とその代償
第七部 人間関係の難しさ
後悔の連続
コウモリの失敗と成長
【著者紹介】
トキモトウシオ(トキモトウシオ)
病気を患い自宅療養中の30代。人生で二冊目の電子書籍化に驚きと戸惑いと嬉しさでいっぱい。