さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
多くの女子小中高生を見てきて、お母様の悩みに焦点を当ててお嬢さんとの接し方のポイントをまとめています。
お嬢さんがお母様に何を求めているのか。
そしてもし手に取ったのがお嬢さん側ならお母様が大体こんなようなことを考えているのだと参考にしてください。
私は大学一年生の時から家庭教師や塾講師をしておりました。
女子生徒を任されることが多く、約八年間の講師人生で男の子の生徒はおそらく五人程度、対して女子生徒は五十人以上いるのではないかと思います。
その中で母親と仲の良い生徒もたくさんいましたが、同じくらい仲の悪い母娘も多くいらっしゃいました。
女という生き物はとても残酷で母親が散々心配しているにもかかわらず、母親がどうやったら一番傷つくのかを敏感な嗅覚でかぎ分けて「え、母親にそんな言動?」と驚かされたことも度々ありました。
そんなお母様を見て「可哀想」と思うことも度々ありましたが女生徒に対しても「可哀想」と思っていました。
では、何故仲が悪いのか、又は仲が悪くなってしまったのか。
仲が良い母娘と仲が悪い母娘、そういった親子関係にどのような違いがあるのか。
家庭内のこと、親子関係のことは他所の状況がとても見えにくいです。
今回この本を手に取られた方はおそらく娘との関係に悩んでいらっしゃる方だと思います。
こちらの本を読んで何となく他所のご家庭を知って頂き、「どこの家庭もそんなもんか~」と思って頂くか、「やはり家は仲が悪いのか…」と知った上で対処法をご参考にして頂けましたら幸いです。
【目次】
自分の子どもは「子ども」?「大人」?
問題を見つけたがる親
病気にしたがる親
娘のプライバシーを考えない親
私と娘、仲が悪いですか?
【著者紹介】
ひなつまめ(ヒナツマメ)
大学一年生の時から10年近く主に女子生徒の家庭教師、塾講師として指導を担当する。
女子生徒とお母様の思春期独特の気持ちの機微や親子関係、進路の相談に多く乗ってきた。