さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
オーディオの情報はインターネットや書籍から得ることができます。
しかし私の読んだ範囲では試聴結果や経験が中心で科学的に考察された情報がほとんどありません。
一方、高価な装置への物欲を刺激する情報があふれていています。
ケーブルに銀線を使うなどのオーディオオカルトという言葉があるくらいです。
私の考える良い音とは、記録された時間と電圧で表現される音楽信号を忠実に再現することです。
電磁気学、電気電子回路などの理論、スイッチング電源のノイズ対策の経験などをもとにデジタル音源と接続ケーブルに絞り科学的に考察しました。
CDなどに使われるPCMとSACDなどに使われるDSDを比較して、192kHzのPCMはほぼ元信号を再現できるのに対し、DSDは高音の分解能や高周波ノイズの問題があり不完全です。
耳に聞こえない超音波の再生は不要な可聴音が発生する可能性があるので、ハイレゾ音源のメリットは可聴音域のクオリティだと判断しました。
オーディオ用接続ケーブルの回路解析を行い、シールドなし・抵抗付きの接続ケーブルを自作して使用しています。そのノウハウを開示しました。
また、理論から離れマニアックな経験になりますが、WindowsよりもLinuxの音が良かったことについても紹介します。
【目次抜粋】
私のオーディオとパソコン環境
デジタルオーディオ音源
PCM系(CD、WAVファイル、FLACファイル)
DSD系(SACD、DSFファイル)
DSDの音質改善方法の提案
高指向性スピーカー(パラメトリック・スピーカー)
DSD音源の高周波ノイズ問題
オーディオを楽しむ3つのステップ
パソコンのマザーボード音源により楽しむ
パソコンに外付けDAコンバータを接続する
本格的なオーディオ用DAコンバータを使用する
音楽再生にLinuxを使用する
私の接続ケーブル
SACDプレイヤーとプリアンプ間
プリアンプとパワーアンプ間
パソコンとデジタルアンプ間
接続ケーブルの自作
絶縁材料
同軸ケーブルによる自作
ツイストペアケーブルによる自作
音楽ファイル
ハイレゾ音源への疑問
ヘッドホンとスピーカー