さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
潰瘍性大腸炎と診断されてから16年が経過しました。私はその中でも最も重い、劇症という段階まで進行していました。
その間、いろいろなことを経験し、何度も失敗を繰り返しながら日々過ごしてきました。
この病気の最も厄介なところは、全てやってみないと分からないことです。
そして、それには個人差があり、全ての人が等しく当てはまるわけではありません。
食事制限や行動一つ取っても、大丈夫な人もいれば、そうでない人もいます。
症状によっても変わってくるでしょう。それくらい管理が難しい病気です。
その中でも、生きていく上で必ず必要な仕事に関して、私がやってきたこと、実際に感じたことを踏まえて、私なりの結論を考えました。
本書を通して、一つの参考にしていただければと思います。
【目次】
一部 潰瘍性大腸炎と診断されるまでの経緯
・異変
・一時的な症状の改善と悪化
・入院
二部 入院生活
・治療開始
・絶食の辛さ
・新たな治療と効果
三部 退院後の社会復帰
・リハビリ生活
・社会復帰
・気の緩み
四部 試行錯誤
・繰り返す症状の悪化
・伝えることの大切さ
・伝わらないことへの苛立ち
・きっかけ
五部 寛解状態を維持しながら仕事をする難しさ
・弟の起業と働き方の変化
・安定
・分かってもらえない辛さ
・さらなる症状の悪化と弊害
・職場での対応
六部 環境の変化
・副作用の危険
・タイムリミット
・実家暮らし
・希望
・慣れない実家での生活
・コロナ禍
七部 私の結論(危険な仕事)
・仕事への向き合い方
・私が考える危険な仕事
・経験談から語れること
・特定の条件でのこと
八部 私の結論(向いている仕事)
・私が選んだ選択肢
・将来に向けて
【著者紹介】
イイマ トモキ
28歳のときに潰瘍性大腸炎を発症。現在44歳。病気と闘いながら日々奮闘中。