さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
突然ですが、2021年に日本国内で最もGoogle検索された「〇〇とは」をご存じでしょうか。
「2021ユーキャン新語・流行語大賞」では、マリトッツォ、ウマ娘などと言った言葉が話題となりました。
そんな年で一番調べられた「〇〇」は何か―。
「適応障害とは」
芸能人の名前でもスポーツの専門用語でもなく、精神疾患の病名が最も「これって何?」と検索されたのです。
皆さんはじめまして。著者の「あっしー」です。社会人生活の約半分が適応障害との闘いです。
そして僕のような人間は決して珍しくないのが、今の日本の現状です。
厚生労働省によると、精神疾患により病院に通院や入院をしている人たちは、日本国内で約420万人にのぼります。
日本人の35人に1人、生涯のうち5人に1人が発病するという計算です(平成29年)。
本書では、実は身近で誰でも発症するかもしれない精神疾患の中でも、僕自身が現在も罹っている「適応障害」について、
同じく闘病中の当人や支える家族の方々を中心に、僕の知っていることや経験したこと、感じたことを伝えていきます。
第1章から第7章までが、病気と歩んだ自分の人生の一部を書いています。
そして、そうした経験をふまえて、どういう対応や気持ちの落としどころがありなのかを、第8章と9章でまとめてあります。
共感や気づきを読みながら感じてくれたらとても嬉しいです。それではよろしくお願いします。
【目次】
適応障害はどんな病気?
最初の適応障害
最初の病状と復職までの流れ
充電期間と最初の挑戦
最も動き、最も動けなかった過去
復調の兆しと心理的安全性
再発。休職と心のリハビリ
無理しないためにすることリスト1
無理しないためにすることリスト2
【著者紹介】
あっしー
1987年4月7日生まれ 埼玉県出身
大学卒業後、学習塾業界に就職し教室長を2年務めるも適応障害を発症。以降快復と再発を繰り返す。
NLP心理学とアドラー心理学を学ぶも実際の精神の安定にはまだまだ道半ばの人。