さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
双極性障害II型は双極性障害I型と違って、医師も迷うほど判りにくい病気だ。診断には数年を要することもある、とも言われている。
専門家の医師ですら判別し辛い双極性障害II型は、完治が難しい病でもある。発症したら一生付き合っていくものと思っておいた方がいい。
何故なら一度、寛解してもそのまま放置しておけば再発の危険があるからだ。
そういう場合、特に気になるのが金銭面の問題だろう。生きていくにはどうしても金がかかる。
だが双極性障害II型は一生付き合っていかなくてはならない。治療費や老後に必要な資金などの問題は必ずついて回るものだ。それで悩む人は少なくないだろう。
ライフプランの見通しが立たなくなるという不安もあると思う。
この本ではそういった悩みを解消すべく、国や自治体による様々な手当てなどの話を書いてみたいと思う。
特に自立支援法は一番活用できるものなのだが、具体的にどうすればいいのか判らない人もいるだろう。
万が一、職を失った場合はそれだけでは間に合わなくもなる。
そういった不安を抱える人に少しでも役に立てばいいと思って筆をとった次第である。
この本が困っている人の一助になればと願っている。
【目次】
見つけにくい双極性障害II型
双極性障害II型とライフイベント
財布の紐が緩む時
自立支援医療(精神通院医療)について
精神障害者保健福祉手帳について
生活保護制度について
生活保護制度の活用法
復職、再就職したいけど
遺産相続について
介護保険について
金との付き合い方