さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
私は十六歳のとき、心療内科で躁うつ病と診断を受けました。
今でこそ、落ち着いている日々を過ごしています。
私自身、今までより穏やかな気持ちで暮らしていることに安心しています。
毎週の通院は続けていますが、ライティングのお仕事などを、自分のペースで行うことができるほどに回復しています。
毎日お仕事をすることができていますが、病気になった当初は、さまざまな制限がかけられていました。
それこそ学校にも通えなくなり、高校卒業までにもだいぶ遠回りをしたように思います。
仕事をするまでにも、長い道のりが待っていたのです。
そんな私が感じたことは、仕事をする上で大切なことが病気をうまくコントロールすることです。
しかし躁うつの厄介なところは、コントロールが難しいことになります。
躁状態とうつ状態がどうしてもやってきてしまうのです。
躁状態もうつ状態も、自分だけでなく周りのことも振り回されてしまうことになります。
この本では「働く時に大切なこと」や「働く前に確認しておくこと」、「働く上で気をつけること」を執筆しています。
あなたの仕事へ向けての第一歩、社会復帰するための第一歩になれば嬉しいです。
【目次】
優先するのは病気の治療
まずは体力をつける
必ず主治医の意見を聞くこと
仕事前に職場に相談は必須
復職するなら制度を利用する
仕事をしながら気をつけること
【著者紹介】
松木さおり(マツキサオリ)
十六歳で躁うつ病と診断される。
現在は自分の時間を持ちながら、駆け出しのウェブライターとして活動している。