さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
本書は「うつ病」と診断された家族を持っている方々、あるいは友人がうつ病で悩んでいるという人に向けて書いていきます。
うつ病とはどのような病気なのか、どのような症状が存在するのかを理解することを目的として進めていきます。
それを理解することで「うつ病と診断された人」にどのようにアプローチすれば良いかの糸口になればと思います。
僕がなぜそのようなことが分かるのかと言いますと、僕自身が「うつ病」だからです。
うつ病とは命にかかわる重大な病気であると考えることもできます。
僕の経験から「これは多くの人に伝えるべきだろう」と考え、本書を書かせていただくことになりました。
しかし悲観的になる必要はありません。
上手く付き合っていけば良いのです。
すべての病気はそういうもので上手く付き合っていく事が大事なんです。
うつ病というのは、目に見える病気ではありません。
他人から理解が得られることは、なかなか難しいでしょう。
でも家族や友人には理解してほしいと思っています。
あくまで病気なのでインターネットで調べても難しい言葉が多く使用されていて、理解することはかなり難しいと思います。
僕は看護師の資格を持っていますが、看護師の人がインターネットで調べたとしても、おそらく100%は理解できないんじゃないかな、と個人的には思います。
それはなぜかというと一言に「経験していないから」だということです。
ケーススタディを通して看護師も病気について学んでいきますので、これもその一助となればと思います。
なにより心配されているご家族の方々に理解をしていただき、どのような対応をすれば良いかの参考にしていただければ幸いでございます。
なお本書は世界保健機関(WHO)が定める「ICD-10によるうつ病の重症度分類」に沿って説明していきたいと思います。
宜しくお願い致します。