さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
皆さんは「大学教育」といって何を思い浮かべるだろうか。
大学へ通ったことのある人とない人でイメージが違っているかもしれないが、多くの人が連想するのはドラマや映画、
あるいは漫画などで誰もが一度は見たことのある大きな講義室でユニークな先生たちが独自の専門分野について好きなように講義をしている光景であろう。
だいたいそういった講義のシーンは友人と話す場所として使われたり、一人で考え事をしている際のBGMのように使われたりと基本的に真面目に講義を受講しているような使われ方はしない。
それに加えて大学教員もそれを気にも留めないような雰囲気で淡々と話している印象が強いのではないだろうか。
しかし、実はこのような大学の在り方は既に消滅しつつある。
誰が講義に参加していてもわからない、休みの人の分は他の人が代筆して出しておくことで出席になるといった、いわゆる「大学=人生における夏休み」という時代はもう終わったのだ。
本書はそんな最先端の教育機関である大学がどのような教育機関なのか、これまでの大学教育と何がどのように変わってきたのか、
どのように授業が展開されこれからどのように進化していくのかなど、
これから大学へ進学する高校生、あるいはお子さんが大学へ進学する可能性のある親御さんのために書き記した一冊である。
【目次】
第一章 大学の歴史を紐解く
第二章 高校教育と大学教育
第三章 大学と大学生活
第四章 現在の大学教育
第五章 インターネット社会が一般化した今
第六章 新型コロナウイルスが大学教育にもたらした影響
第七章 学生から見た大学、教員から見た大学
第八章 これからの大学教育