説明文
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
はじめに本書では「当たる当たらない」という当て物の、タロット占いの解説はしておりません。
では、何をお伝えしているかというと、カードからのメッセージを受け止め、気づきへと導く、セルフカウンセリング・タロットです。
例えば、タロット占いで「明日の天気」を占った場合。
燦燦と輝く太陽のカードが出たのに、翌日になって台風だったら、あなたはどう思いますか?
「外れた……」
「自分には占いのセンスはない」
「偶然引いたカードなんて当てにならない」
そう思う人も多いでしょう。
しかし、そうしたことで、せっかく興味を持ったタロットカードから、心が離れてしまうのは、非常に残念なことだと思います。
なぜなら、タロットカードは当て物としてではなく、内観を手助けするツールとしても、大いに活用できるからです。
そのためには、占いをおこなう前に、しっかりとしたテーマを設定することが重要です。
まず、先ほどの例から考えてみましょう。
「明日の天気」は、あなたが何か努力をしたら、希望通りの天候になるのでしょうか?
「晴れを期待していたのに雨だった……」など、悲しい気持ちになるだけです。
テーマに関しては、本書1部二章で詳しくお伝えいたしますが、人の気持ちや未来を占っても、納得のいく答えがでるとは限りません。
それならば、
・あなたの希望を叶えるために
・迷いを解決するために
・今日を穏やかに過ごすために
「今、何をするべきか」をたずねる、自分軸のテーマにすることをお勧めいたします。
そうすることで、当たりはずれがなくなり、カードさえあれば誰もが自分のペースでタロット占いを楽しむことができからです。
しっかりと占うテーマを設定し、思い込みや、思考の癖、心に蓋をしてきたことなど、自分自身と向き合う「内観」のリーディングを実践していきましょう。
本書では最も手ごろにおこなえる、大アルカナワンオラクルで、
・大アルカナ……22枚のカードを使用
・ワンオラクル……カードを1枚引く
その日のアドバイスや気づきの受け取り方を解説していきます。
気づきを得ることで、日々の選択に自信が持てるあなたになれますように。