説明文
さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
当時高校生の私が、プログラマーとして仕事をしようと思ったきっかけは、アメリカの映画です。
プログラミングを使ってシステムに侵入して犯人を探したり、銀行口座をハッキングして悪い人のお金を動かすという映画を見たことがきっかけでした。
当時の日本ではあり得ないもので、アメリカのサスペンス系の映画に感化されてました。
とはいえ、勉強は得意ではなく商業学校で「情報処理」という授業を週に一時限受けるだけで特にテストも簡単なものでした。
現在の国家資格になる前の民間検定的なものばかりの時代です。
教えてくれる先生も、ほぼ素人です。
出たばかりのコンピューターは「カタカタ」と音を立てながら処理をするレベルなので調べることもできません。
知っている人もほぼいない、携帯電話なんてもちろん個人でもてるものではないので、今のようにスマホで調べることもできませんでした。
売っている参考書は専門用語が多すぎて難解なものが多く、高校生の私には理解できない内容ばかりでした。
実際にプログラミングを写経したりできればいいのですが、当時はワープロが主流の時代。
パソコンは高価なもので一台、50万円以上するものしかなく一般家庭には手が出るものではありませんでした。
時代は、就職氷河期の入り口の頃です。
我が家は大学に進学を許してもらえない家庭でした。
なので、就職募集の時に「プログラマー募集」の案件を見つけたましたが、インターネットなんてない時代なので会社のことは調べることもできず、
高校生は会社訪問は禁止されていましたので、会社のことがわからないまま就職することになりました。
研修もままならない会社で、テキストを渡されて独学でやるようなものでした。
仕事を現場で体当たりで覚える仕事の仕方でした。
今から思うと「頑張ったな」と思います。
現在は、学習しようと思えば方法はたくさんあります。
書籍も豊富でわかりやすく描かれたものも多く、動画もあります。
そんな経験をこれからプログラマーを目指す人に少しでも伝えられたらと思います。