説明文
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
ポジティブ心理学の概要は知っているが、実際に仕事や生活でうまく活かせていない。
書籍を読んだりセミナーを受けたりした直後はよかったが、すぐにもとの自分に戻ってしまった。
本書はそのような方に向けて執筆した本だ。
成功するから幸せになるのではなく、幸せだから成功する。
それがポジティブ心理学の要点だ。
だからまず幸せに日々を過ごすこと。
日々幸せに過ごせれば、それによって能力が高まり成功を手繰り寄せることができる。
日本には「貧すれば鈍する」ということわざがある。
これはポジティブ心理学をよく言い表した言葉と言えるだろう。
人間は余裕があると視野が広くなるのだ。
そしてそれによって、選択肢が多く見える。
多くの選択肢の中からベストなものを選び取っていく。もちろん成功する確率は高まる。
幸せに過ごす。それによって能力が高まる。その結果、仕事や家庭で成功する。その成功は最初は小さなものかもしれない。
しかし、それでまた幸せを感じる。すると能力が更に発揮されるようになる。こうして幸せと成功の上昇スパイラルに突入できる。これがこの学問のすごいところだ。
ただ、なかなか世の中のポジティブ心理学の本には実践的なものがない。なぜならポジティブ心理学を理解させる必要があり、その説明をしっかりとおこなうからだ。
数多くの臨床実験を紹介し、根拠の裏付けを記載する。そうなってくると必然的に事細かくなってくる。
その中で「こういったことをしたほうがよい」「こういったアイデアがある」というように提示されていくのだが、なかなか使い切れないというのが現実だろう。
本書は、そこをフォローするものだ。
学問的な細かな説明は極力排除した。とにかく実践に特化する。これをやれば大丈夫という行動をいくつか提案していく。
そしてそれを習慣化する方法も提示する。論より実行ということだ。
とにかく本書を実行して欲しい。そして習慣にしてほしい。20分程度読み終えることができるシンプルな内容だ。
しかし、その効果は一生続くのだ。ポジティブ心理学が生み出す上昇スパイラルに一日でも早く飛び込んでほしい。