説明文
さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
突然ですが、質問です。
大企業と中小企業で『働き方』は同じでいいと思いますか?
いまや大企業・中小企業問わず、どの会社でも生産性の向上が叫ばれています。
業務の細分化が進み、専門性がどんどん高まっているのです。
ウェブデザイナーであれば、見た目をキレイに作るデザイナー、ユーザーの動きを意識したデザイナー、スマートフォンアプリの専属デザイナーがいたりと、それぞれに専門性が求められています。
私は、誰もが名前を聞いたことのある有名な企業でサイト管理の仕事をしてきました。
いわゆる大手です。ある程度裁量を持ち、複数案件を同時に抱えるのが得意だったので、その技術を生かそうと思い入社。
しかし、その会社では驚くほどの業務細分化がなされており、裁量はほとんどありませんでした。
5年ほど頑張ったのですが、自分の強みと企業が求める『働き方』がどうしてもマッチせず、残念ながら退職。
その後、従業員規模100名程度の中小企業へ転職すると、あらゆる業務で成果が出て、あっという間に管理職になり、大企業でもらっていたより、ずっと多くの給与を手にすることができたのです。
これは、大企業と中小企業に求められる働き方が大きく異なるからに他なりません。
大企業では業務は細分化され、専門性が求められる。
しかし、今中小企業に求められているのは、『マルチタスク』なのです。
「この時代にマルチタスク?」と思われるかもしれません。
しかし、中小企業は大企業のようにソフトウェアや、人材の導入に資金を投入することができず、結果として1人の従業員が処理する案件数が非常に多くなってしまいます。これが中小企業の現実なのです。
この本は、中小企業で今まさにマルチタスクに忙殺されている方へ向けて執筆しました。
大企業と中小企業を横断したからこそわかる、中小企業での働き方、マルチタスクのこなし方、具体的なツールや技術、給与アップの交渉術まで、明日から使える情報が満載です。
簡単なものなら一日五分からできるものもあります。さあ、あなたの輝ける明日に向かって早速始めましょう!